サンスター文具を代表するロングセラーアイテム、『アーム筆入』。
アーム筆入は1965年(昭和40年)に発売され、2年後よりTV宣伝を開始。
「筆入を象に踏ませて強さを証明する」という奇抜な発想で、日本中の子供たちの話題を独占しました。
TV宣伝以来、販売本数は増え続け、5〜6年後には500万本を販売する商品に成長。
CMで使われた「象が踏んでもこわれない…」のキャッチコピーは、学校内だけでなく、大人の世界でも注目され、社会現象となりました。
アーム筆入れはポリカーボネイトというプラスチックで出来ています。
ポリカーボネイトは、透明度が高く、耐衝撃性が強い素材で、信号機のレンズ部分など、耐久性を必要とされる部品に使用されることの多い材料です。
当時まだ多くのペンケースがセルロイドを材料としていましたが、セルロイドは耐久性が低いことや、発火しやすいという危険性もあったため、ポリカーボネイト製のアーム筆入は、強度面だけでなく、安全性についても画期的でした。
アムスラー式圧縮試験機による加圧テストでも、最大加重1.5トン(20mlあたり)までは割れないという力強いデータを実証しています。
こちらは現行商品、『NEWアーム筆入』。
本体、蓋、中皿ともにポリカーボネート製。
上蓋の端を押すとテコの原理でもう片方の端が持ち上がるという、プッシュアップ式の上蓋を採用しています。
従来のクリアではなく、ミリタリーテイストなオリーブドラブに仕上げた限定カラー。
専用の紙製パッケージ入りです。
日本製。
ブランド | サンスター文具 |
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カラー | オリーブ |
サイズ | W235×H85×D30mm 本体重量170g |
マテリアル | ポリカーボネート |
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