米軍の大型ダッフルバッグを再構築したトートバッグ。

今回、素材として使用しているのは、40-70年代頃に米軍で採用されていたダッフルバッグ。
縦型で全長が1m近くある超大型バッグで、ワンハンドル+シングルストラップ仕様の『TYPE 1』と、パックパックのように背負えるストラップがついた『TYPE 2』が存在します。
70年頃からTYPE 2に徐々に移行し、コットン製とナイロン製が混在してくるのですが、全てコットン製の個体をセレクトし、使用しています。

普段使いには大きすぎるダッフルバッグを、オリジナルの幅、サイドの縫製はそのままで、トートバッグにリメイク。
ハンドル部分には、ダッフルバッグ用のショルダーストラップを使用しています。

さらに、当時の兵士が描き込んだかのようなグラフィティ（落書き）を、1点ずつ手描きで追加。
ポップで個性的な雰囲気をプラスしています。

ダッフルバッグのトップをそのまま残したものと、ボトムのオリジナル縫製を流用したものの、2種類が製作されています。
こちらはバッグ底部のアタリ感を残したボトム側です。

深さがあり大容量で、旅行などにも最適。
ハンドルは肩にかけやすい、長めの設定です。